2026年3月26、27日に東京都港区のNTTドコモ品川ビルでネットワークオペレーションセンター見学ツアーが開催された。本ツアーはふるさと納税の返礼品であり、普段見学できる機会がほとんどないドコモの心臓部ということもあり、貴重な体験となった。なお本企画は夏休み期間にも再度実施される予定のため、気になった人は参加をお勧めする。ただし一般人・親子向けイベントである点はご注意を。
ドコモのネットワークオペレーションセンター 秘密基地見学へ行ってみよう!
https://www.furusato-tax.jp/product/detail/13103/6934234
NTTドコモ品川ビルへ向かう
まずはNTTドコモ品川ビルに向かう。JR山手線から見える特徴的なビルが本日の会場である。

道中には「comottoイベント★受付はこちら★」との貼り紙もあったため、迷うことはなかった。

建物内で受付を済ますと、竣工当時のものか完成予想模型が目に入る。その特徴的な見た目から「ガンダムビル」とも呼ばれているのもうなずける。

またホール内には5G可搬型基地局(キャリー5G)のモックも展示されていた。5G無線機(28GHz帯/4.5GHz帯/3.7GHz帯)を装備し、可搬型であることから柔軟なエリア構築ができるとのこと。
ネットワークオペレーションセンターとは
参加者がそろうとエレベーターで上層階へ向かう。まずは会議室でイベントの説明を受けた。イベントは移動含めて約95分の内容となっている。

ネットワークオペレーションセンター(NOC)は日本中のドコモ設備を見守る場所である。基地局や機械の修理、通信の交通整理や災害対応など、24時間365日、いつでもつながるようにするため日々動いているのである。

ネットワークオペレーションセンターはNTTドコモ品川ビルのほかに、NTTドコモ大阪南港ビルにも設置されており、どちらかが被災しても稼働し続けられるようにしてある(全国代行監視)

また片エリアで監視業務量が増えた際には一部業務を肩代わりするスポット代行監視や、全国テレワーク監視など、多重の監視体制が整えられている。
ネットワークオペレーションセンターの中へ…
一通りの説明が終わった後は、ネットワークオペレーションセンターの真上につながっている見学デッキへ向かった。通路には記念パネルが用意されており、ネットワークオペレーションセンターを背景に参加者は記念写真を撮ることができた。ちなみにこのパネルは今回の見学ツアーのために特別に作っていただいたものだそう。

通路を挟んで左右に巨大なモニターがあり、全国の障害情報やモニタリング数値が所狭しと表示されている。そのほかSNSや地震情報、テレビなどあらゆるメディアも監視対象となっている。(セキュリティの観点からモザイクをかけています。)


コアネットワークや音声・メールサービス、基地局や伝送路などありとあらゆる情報が集約されており、まさに「オペレーションセンター」である。
携帯展示室見学
ネットワークオペレーションセンターの隣には携帯展示室が併設されており、NTTドコモの移動通信の歴史とともに歴代の携帯電話がずらりと展示されており圧巻である。ショルダーフォンも展示されており、実際に肩にかけて重さを体験することもできた。貴重な体験である。


携帯電話の横には歴代のカタログも並べられており、懐かしい表紙も多く、当時のワクワク感が思い出されるようである。(ちなみに筆者はDoCoMo 2.0世代です)

ARゲーム体験
ネットワークオペレーションセンターの見学の後はタブレット端末を用いたARのゲーム体験があった。ゲーム内容は広域通信障害が起こったため臨時基地局を適切に配置して通信を確保するといったものである。意外に面白く大人も夢中になる内容だったため、写真は撮れていないが、ぜひツアーに参加したら挑戦してもらいたい。

可搬型移動無線基地局車(P-BTS)見学
次に品川ビル入口で可搬型移動無線基地局車(P-BTS)の見学である。車体は日産キャラバンで電源・衛星回線・無線機・アンテナなどを積んでおり1台で通信を確保できるものとなっている。


衛星エントランスを搭載しているため、車内ラックには衛星モデムが搭載されている。使用する衛星はスカパーJSATのJCSATである。本車両はNTTドコモ神奈川所属で、地球局の識別信号は「どこもかながわJCSATかはんちきゅう 4」である。
モバイル回線の無線機は「BS-3001形1号F 800M光張出し無線装置A S」を使用しており、親装置は「BS3002形BDE(F)」である。
800MHz帯の電波を発射することができ、おおよそ半径1kmの範囲をカバーすることが可能になっている。

当然アンテナを展開したままでは走行不可能なため、衛星パラボラアンテナおよびモバイル回線用アンテナいずれも固定可能となっている。

解説してくれた人と談笑しているとあっという間にツアーの95分が過ぎ、名残惜しい中アンケートを書いて終了となった。
最後にはcomottoロゴ入りのトートバッグやポインコ兄弟グッズのガラポン抽選など、イベント記念品も盛りだくさんで大人も子供も大満足の内容であった。

最後に
イベント中は参加者からの疑問や質問にも快く答えていただけるなど、非常に楽しいイベントとなりました。普段は入ることのできないビルの中をこれでもかというくらい見せてもらい非常に満足でした。
本企画を考案・実施いただいたドコモ関係者の皆様、本当にありがとうございました。







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