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PLANETの10G PoE L2+スイッチで快適な10G回線生活

 突然ですがPLANET GS-5220-48PL4XRを入手しました。10GBASE-SR(SFP+)が4ポートとPoE+対応の1000BASE-Tが48ポートついたL2+スイッチです。PoE対応かつSFP+が3ポート以上ついているものはなかなか選択肢がありません。どうしても業務用のものになってきます。

初期状態のままでもスイッチとして利用できるのですが、せっかくL2+のスマートなスイッチなのでいろいろいじってあげましょう。

TeraTermの設定

まずはどこのご家庭にも転がっているであろうコンソールケーブルでターミナルから操作します。TeraTermの設定は以下の通り。Baud rateを115200にするくらいで大丈夫です。

自分はUSBコンソールケーブルを使いました。

初期設定コマンド

コンソールに入ったらログインします。初期設定ではadmin/adminです。

Username: admin
Password: admin

Webから設定を行うために最低限のIPアドレス設定だけ行います。初期設定ではスイッチのIPアドレスは192.168.0.100/24になっています。

GS-5220-48PL4XR# show ip interface brief
Interface  Address              Method   Status
---------- -------------------- -------- ------
VLAN 1     192.168.0.100/24     Manual   UP

IPアドレスを192.168.1.250/24に変更するコマンドは以下。変更して設定の保存まで行います。それぞれの環境に合わせてアドレスは変えてください。

GS-5220-48PL4XR# configure terminal
GS-5220-48PL4XR(config)# interface vlan 1
GS-5220-48PL4XR(config-if-vlan)# ip address 192.168.1.250 255.255.255.0
GS-5220-48PL4XR(config-if-vlan)# exit
GS-5220-48PL4XR(config)# exit
GS-5220-48PL4XR# show ip interface brief
Interface  Address              Method   Status
---------- -------------------- -------- ------
VLAN 1     192.168.1.250/24     Manual   UP
GS-5220-48PL4XR# copy running-config startup-config
Building configuration...
do not reset or power off the device!
% Saving 6393 bytes to flash:startup-config

ここまでやるとWebからログインできます。http://192.168.1.250にアクセスしてパスワード変えるなり、VLANいじるなりいろいろできます。

ベンダーロックインについて

SFP+モジュールについてはベンダーロックインもないようで、Cisco・Finisar・Huawei・JDSUのSFP-10G-SRモジュールが使えました。

消費電力や騒音

起動後何も挿していないかつアイドル状態での消費電力は39.6Wです。またファンは低回転時でも静かな部屋に置いておくには耐えれない音量です。データシートに記載はないですがおおよそ40dBと思われます。ここは業務用機器ということである程度割り切れる人しか使えません

比較用にPLANET GS-5220-48PL4XRとYAMAHA RTX1300の動作動画を置いておきます。

PLANET GS-5220-48PL4XR アイドル動作音
YAMAHA RTX1300 アイドル動作音

結論

今回スペック上は魅力的だったのですが、消費電力の高さとファンノイズから常用はできないと判断してファンレスの八丁スイッチを使い続けることにしました。(自分はノイズに神経質なほうだと思います)

やはり10Gは人類には早すぎたのか?

ファンレス PoE SFP+ 4ポートで1万円くらいのスイッチが出てきたら起こしてください。

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