EIOTCLUBの物理eSIMカードを買いました。カードリーダーが付属しておりPCを用いることでSIM内部を書き換えて、任意のeSIMを複数枚搭載することができます。

箱を開けるとSIMカードとカードリーダーが入っていました。SIMカードはマルチカットSIMで「標準SIM」「microSIM」「nanoSIM」どのサイズでも使えます。カードリーダーにさすときは標準SIMサイズなのでnanoSIMとして使うときも、アダプターとして外の部分は保管しておきましょう。
黒塗りの部分にはEIDが書いてあります。


デフォルトで入っていたのは日本1GB+グローバル100MB 360日間のeSIMでした。事業者はProximusです。
MCC-MNC | 206-01 |
Country | ベルギー |
Operator | Proximus |
APN | internet.proximus.be |
EID | 89044045 |
ICCID(IIN) | 893204 |
接続可能な通信事業者は以下です。docomoとauのLTE網に接続可能です。エリア状態によって通信事業者が切り替わりますが、手動選択することも可能です。キャリアアグリゲーションは可能なためある程度速度は出ます。
事業者 | 3G | 4G LTE | 5G NR(NSA/SA) |
---|---|---|---|
NTT docomo | I / VI / XIX | B1/3/19/21/28 | × |
KDDI | – | B1/3/11/18/28 | × |
Softbank | – | × | × |
Rakuten | – | × | × |

EUTRA Sessionを確認しましたがAMBRはDL 512Mbps / DL 256Mbpsです。通信セッションに適用される最大速度を表しています。超高速通信を期待する用途には向いていません。
次にメインのeSIM書き換えを実行します。公式サイトからEIOTCLUB eSIM Reader Softwareが入手できるので、こちらで書き換えていきます。
ダウンロード先:https://www.eiotclub.com/pages/sim-card-reader
先ほど紹介したデフォルトで入っているeSIMがDXY-BICSと表示されているものです。Downloadから新規でeSIMを追加することができます。

DownloadからeSIMの追加ができます。アクティベーションコードを打ち込んでもいいのですが、長いのでQR画像をスクショして取り込むのが早いです。

上記の手順でpovo 2.0のeSIMを追加することができました。Enableで有効化することで内部のeSIMを切り替えることができます。めちゃめちゃ便利ですね。余裕があればまた検証してみようと思います。
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